『50代から「いいこと」を引き寄せる』
なんとも魅力的なタイトルにひかれて買ってきました。

PHPエクセレントというB5サイズでPHP4月号増刊号であるこちらは、今まで発行された『PHP』誌に掲載された記事を再編集した雑誌です。
50代から「いいこと」を引き寄せる 2019年 04 月号 [雑誌]: PHP 増刊
『PHP』誌は本屋さんでよく見かける小さいサイズの雑誌で、たまに購入することがあります。
読書の苦手な私でも、数ページのインタビューやエッセイだと読みやすいです。
4月号増刊号の内容は、 以下のの3つのテーマに、それぞれ5~6人の著名人の方々のエッセイやトークの内容が書かれています。
- なぜか「いいこと」が起こる人
- 落ち込んだ心を立て直す
- 毎日を楽しくする小さな習慣
まず、2017年に掲載された作家の佐藤愛子さん(現在95歳)の「この世で起こることは、すべて修行」と言われるトーク内容は女性の大先輩としてとても勇気づけられます。
作家として活躍されている佐藤さんですが、いろいろな苦労があったからこそ、今の自分があるとおっしゃっています。
たとえ苦しく、ギリギリまで追い詰められたとしても、
必ずどこかにハハハと笑える活路はあるはず。
と、楽観的にマイナスをプラスに変えるという修業が人生だと仰っています。
そして、こちらもやはり人生の大先輩ですが、編集者・評論家の櫻井秀勲さん(現在88歳)。
「「いいこと」は自分でつくろう」とおっしゃるトーク内容では、
「いいこと」は、ただ待っていてもやってきません。
だったらこんなふうに、自分で「いいこと」をつくってしまえばいいのです。
と、何でもいいから「一番になる」ことと、何かをするなら「100回やろう」という高い目標を持つことを勧めています。
ブログも100記事という目標を持つことは良いことだと思いました。
そして、さらにその上の高い目標を持ち続けることですね!
最後に、「落ち込んだ時の気持ちの切り替え方」として心理学者の諸富祥彦さんのアドバイスがとても良かったです。
- 行動を変える
- 思考を変える
- 距離の取り方を変える
と3つあるのですが、1.の行動を変えるというのは、
それにふさわしい仕方で感情も変化していくことが多い
というのです。
実際にやってみたのですが、気分が上がりました!

それは、両手を握りしめ上に向かって「やったー」「やったー」と何度も叫ぶことです。
これを何回かやっているうちに、私は「やったー!」な気分になりました^^。
人のいないところで(笑)1分間くらい試してみて下さいと書かれていました。
このポーズをしながら落ち込むことは難しいからという理由です。
行動を変えることで落ち込んだ気持ちが軽くなるというのは意外なことでした。
実際に気分が上がった経験をしなくても、言葉と行動で擬似的に高揚させると気分が良くなるというのはとてもおもしろいと思いました。