私は大人になってから歯の矯正治療を受けました。
歯の矯正治療は確かにお金がかかります
当時の私は会社勤めをしていました。
歯の矯正治療を始めると決めてからは、
治療費がかかるということは承知していたので、しっかりお金を貯めておこうと思いました。
歯の矯正治療は健康保険対象外です。
そして、子供の矯正治療は医療費控除の対象になりますが、
大人の矯正治療は医療費控除の対象にはなりません。
私の場合、月一くらいのメンテナンスに行った時には毎回数千円くらいかかり、
ブラケットを外し、いよいよ終わりという頃に最後の請求(約50万円)がありました。
毎月のメンテナンスなどを含めると総額100万円くらいはかかったと思います。
やはり、歯列矯正はお金がかかるというイメージですが、
悩みが一つ解消されて、その後の人生を考えたら妥当な金額だったと思います。
もし、歯の矯正治療をしていなかったら、
私の人生は全く違うものになっていたと思うからです。
ブラケットを付けた生活は痛みを伴う
いよいよブラケットを付け始めたのは
矯正治療を始めてから2年くらいしてからだったと思います。
私の場合は、その前のヘッドギアを付けてスペースを作るということに
時間がかかりました。
ブラケットを付けた生活は、始めの頃は辛かったです。
まず、うまくしゃべれない。
そして、毎月のメンテナンスの時にワイヤーを調節してスペースを詰めていくわけですが、
ワイヤー調節した日から一週間くらいは、硬いものを食べる時に痛いのです。
なので、なるべく噛まなくていい、柔らかいものを食べるようにしていました。
さらに、食べものが絡んだりするから歯磨きは必須です。
コンプレックスは他人にとっては大したことではないかもしれない
ブラケットを付けて初めて会社に行った時は恥ずかしかった。
でも、仲の良い女友達には矯正治療をしていることは話していたし、
案外、人のことってそんなに気にしていないんですよね。
すぐに恥ずかしさというのは無くなりました。
実は、ブラケットを外した後に、ちょっと気になる男性の同僚に
「私、矯正治療してたでしょ」って話をした時に、
「えっ、そうだったの?」と言われ、
「なんだ、この人、私に全然興味がなかったのね」と残念に思ったことがあります(笑)。
私が矯正治療を始めたことを同僚の女性に話した時も、
「そんなに気にならなかったのに」と言われたこともありました。
自分ではすごくコンプレックスだと思っていたことですが、
他の人にとってはそれほど気になることではないんだなぁと思ったものです。
私の夫は肥満体型なんですけど、本人は全然気にしてないんですよ!
少しは気にしてほしいものです…。