私は子どもの頃からコンプレックスだった前歯(出っ歯)の矯正治療を
大人になってから(25歳位から)始めました。
昔はギラギラの矯正器具を付けるのが嫌だった
今は、子供さんの歯の矯正治療は一般的になってきているようですが、
私の子供の頃は、歯の矯正治療のためにブラケットを付けているという人は
ほとんど見かけることがありませんでした。
地元が田舎ということもありましたが。
それでも、私のいとこのうち二人(従姉と従弟)は、それぞれ
中学生の頃と小学生の頃に歯の矯正治療のため、ブラケットを付けていました。
父方の従姉と母方の従弟なのですが、どちらもそういう家系というか、
遺伝があったのでしょうね。
いとこ達の顔を思い出してみると、前歯の大きな人が多いです。
当時、二人のいとこが付けていたブラケットは銀色のギラギラしたものでした。
「歯の矯正をするということはあのギラギラをつけなければいけないんだ。」
コンプレックスは治したいのに、治すまでに更に前歯に目立つものを付けるなんて・・・!
時代とともに矯正器具も目立たなくなっている
そして、私が大人になってから矯正のために付けたブラケットは、
上の前歯の目立つところ(3番の犬歯まで)は透明のブラケット、
上の奥歯と下の歯は、目につきにくいので金属(ギラギラ)のブラケットでした。
だから、目立つ前歯にはワイヤーが一本、横に通っているだけという見た目です。
現在は、このワイヤーにも目立たないものがあるようです。
目立たない順に費用は高いようです。
そして、私が矯正治療を始めた頃にもあったようですが、
裏側矯正という歯の裏側に矯正装置を取り付ける方法もあります。
こちらは費用が割高になるようですが、矯正治療をしていることが
見た目にわからないというメリットがあります。
私が矯正治療を始めようと思った30年くらい前でも、
アメリカなどでは歯の矯正治療というのは当たり前のように行われている
ということを聞いていました。
歯の矯正治療というと保険がきかなくて費用がかかるというイメージですが、
(実際費用はかかります)
もっと日本でも当り前に行われるようになって費用が安くなればいいのになぁと思います。
時間のかかる歯の矯正治療を楽しみながら
数年前にテレビで見て衝撃的だったのですが、
ブラケットとワイヤーを固定するために、一つ一つのブラケットに
ゴムをかけるのですが、そのゴムが「見て!」と言わんばかりに
カラフルなものが今はあるんです!
「矯正 カラーゴム」で画像検索すると見られます。
これだったら子供さんも楽しんで歯列矯正ができそうです。
私の頃は、白っぽいゴムだったのですが、
カレーライスを食べたあとはうっすらと黄色に染まってしまったことがあって(@_@)
気をつけなきゃと思ったのを覚えています。
気づかれたくない、隠したいと思うような歯の矯正治療が、
堂々と「矯正してるの」と言える時代になりそうです。