大人になってから歯の矯正治療を受けたことを書いています。
歯の矯正治療を始めることになってすぐにブラケットを付けたわけではありません。
まず、虫歯の治療をしたり歯磨きの指導を受けたりしました。
長い期間、ブラケットを付けるわけですから、虫歯がない状態で始めないといけません。
ブラケットを付けている間に虫歯になっても簡単にブラケットを外すことはできません。
おかげで私はしっかり歯磨きをするという習慣がつきました。
フリー写真素材ぱくたそ さまよりお借りしています。
ブラケットを付ける前にしたこと~抜歯~
私の場合は、上の歯は一つ一つの歯が大きく上あごに収まらなかったため出っ歯になりました。
これを上あごに収まるようにきれいに矯正するためには、
歯を抜く(2本)必要がありました。
下の歯も決してきれいな歯並びではなく、こちらも2本抜きました。
上下とも犬歯の後ろの第一臼歯です。
さらに、親知らずを抜く必要があるということで、
下あごに生えていた親知らずを2本抜きました。
私の場合、上あごに親知らずは生えていませんでした。
親知らずは4本生えている人、1本も生えていない人それぞれです。
抜歯をするということを予想はしていたのですが、
歯を抜くということは誰でもイヤなものですよね。
それも合計6本も抜かなければならないなんて・・・。
親知らずは1本、横に生えていたこともあって、抜く時に私も先生も苦労しました(>_<)。
ブラケットを付ける前にしたこと~ヘッドギアで奥歯を動かす~
もう一つ、ブラケットを付ける前にヘッドギアを付けて奥歯を後ろに動かすということもしました。
スペースを作るためです。
これは子供の矯正治療ではよく行われることらしいのですが、
20代だった私もやりました。
なるべく長い時間ヘッドギアを付けているように言われ、夜寝る時だけつけるようにしていました。
でも、これを付けて寝ると、横向きで寝ることができません。
寝返りがうてないんです。
だから、今もその頃の名残りなのか、私はうまく寝返りがうてません。
ブラケットを付けてからもヘッドギアは付けて寝ていました。
ヘッドギアとも長いお付き合いでした。
ブラケットを外した時はこの上ない喜び
歯の矯正のことを詳しく語るなんて、仲の良い友達にも家族にもそんなに話したことはありません。
自分の中だけで終わっていたことだったんです。
けっこう痛い思いをしたなぁと思い出しました。
それを今、ここに書いていると、
一人でよく頑張ったなぁって自分を褒めてあげたくなります。
だからこそ、矯正治療が終わってブラケットを外した時の喜びはひとしおです。
もし、お子さんやお友達などで矯正治療が終わってブラケットを外したときには
ねぎらいの言葉をかけてあげてほしいです。