Amazonのkindle unlimitedでパンのレシピ本を探していたら『製法を使いこなして、何回でも焼きたくなる おうちパンがもっと美味しくなる本』が目に留まりました。
製法を使いこなして、何回でも焼きたくなる おうちパンがもっと美味しくなる本フォロワー20万人以上のYouTuber完全感覚ベイカー氏の本で、4種類のパンの製法のレシピが載っています。
今回はこの本で紹介されている薄皮おやきフランスのあんフランスをポーリッシュ法という製法で作ってみました。
パンにはいろんな製法がある
私のふだんのパン作りは、ホームベーカリーにほぼすべての材料を入れて一次発酵まではおまかせというスタイルです。
はじめにすべての材料を入れて作るパンの製法は「ストレート法」と言うようです。
そして、この本には「中種法」「ポーリッシュ法」「オーバーナイト法」「湯種法」の4つのパンの製法のレシピが紹介されています。
それぞれの製法で食感の違うパンができあがります。
私は以前、湯種を作ってパンを焼いたことがありました。
モチモチとした食感のパンになりました。
そして、真藤舞衣子さんのレシピで作ったチャバタはポーリッシュ法。
外側はパリッとしていて中はもっちりとしたハード系のパンになりました。
ポーリッシュ法で薄皮おやき・あんフランス
こしあんがあったので、こちらの本に載っていた薄皮おやきのあんフランスをポーリッシュ法で作ってみました。
ポーリッシュ法は、はじめに発酵種(ポーリッシュ種)を使って作る製法で、水分量が多くハード系のパンを作るときに用いられる製法です。
中種法も同じように発酵種を作りますが、水分量と粉の割合が違うようです。
水分量が多いので生地の扱いが難しいですが、がんばって作ってみました。
ポーリッシュ種を作ります。
![](https://hanseiki.com/wp-content/uploads/2024/03/a09b1555d07476b977ed51b8ca47e98c.jpg)
![ポーリッシュ種](https://hanseiki.com/wp-content/uploads/2024/03/bacdc85dbe01878ffaf848cb4089921a.jpg)
このあと生地をこねるのですが、予想通りベタついて大変でした…。
柔らかい生地にあんこを包み、最終発酵後に黒ゴマをスタンプ。
![](https://hanseiki.com/wp-content/uploads/2024/03/5095d5d12c63600c2d17a3105828c474.jpg)
![](https://hanseiki.com/wp-content/uploads/2024/03/1029fdd50fdb529046c51ad786fd7ae2.jpg)
以前、平焼きあんぱんを作ったときのように、天板に挟むようにして焼きました。
ちょっと焼き色がうすいですが焼けています。
![](https://hanseiki.com/wp-content/uploads/2024/03/0b0d3a0f799616e4bb422322502355da.jpg)
![あんフランス 平焼きおやき ポーリッシュ法](https://hanseiki.com/wp-content/uploads/2024/03/3051b57fc31ebc1a48fabc817f5e1cdd.jpg)
外の皮がパリッと中はもっちりとした生地になり、ふだんよく作っているフワフワのパンとは食感がだいぶ異なります。
こんな食感のパンも好きです。
![あんフランス 平焼きおやき ポーリッシュ法](https://hanseiki.com/wp-content/uploads/2024/03/b09b72f95963020076672c57b9a8fc28.jpg)
こねるところがベタついて心が折れそうになりましたが(笑)ハードパンも難無く作れるようになりたいです。
こちらの本では、本文の中のQRコードを読み取ると動画でこねるようすなどが見られるので便利です。