最近、私が録画して楽しんで観ているテレビ番組があります。
NHKのBSで放送されている『駅ピアノ・空港ピアノ・街角ピアノ』です。
『駅ピアノ・空港ピアノ・街角ピアノ』とは?
海外国内の駅や空港の中、街中などに、誰でも自由に弾いていいピアノが置かれている場所がたくさんあるようです。
番組ではピアノにカメラを設置して、ピアノを弾きに訪れる人々を撮影しています。
曲名、年齢や職業、ピアノ歴などとともにピアノが演奏され、インタビューのようすもあります。
番組はたいてい15分と短いですが、国内編では45分のものもありましたし、以前は総集編も放送されていました。
『駅ピアノ・空港ピアノ・街角ピアノ』を観た感想
多分、カメラに映ったすべての人が放送されているわけではなく、選び出された人の演奏が放送されているんだと思います。
小さいころからピアノを習っていたり、音楽関係の仕事をしている(していた)人がピアノが上手なのはわかるのですが、独学でピアノを習ったり、ピアノを初めて数年なのに軽やかに弾いている人がたくさんいて感動します。
ピアノを弾くことがその人の人生にどんな影響をもたらしたかなど、ちょっとしたエピソードを聞くのも興味深いです。
あと、その街のようすも少し紹介されるので、海外の風景を楽しめるのも魅力です。
私が最近見た限りでは、国内編ではマスクをしている人ばかりなのでコロナが流行りだしてから撮られたものだと思います。海外編はマスクをしている人がいないのでコロナ以前に撮られたものかな?と思って観ています。
日本の番組だから仕方ないのですが、国内編だとこの番組の撮影だと知っていて弾いているんだろうなというのが感じられるものがあり、そこはちょっと残念でした(-_-;)
駅ピアノ『芸術の都アムステルダム』編より
最近放送された、駅ピアノ『芸術の都アムステルダム』編より気になった方のエピソードを紹介します。
ピアノが置かれているのは、オランダのアムステルダム中央駅構内。
丸刈りで黒縁メガネ、体格のいい男性がスウェットパーカーとジーンズというラフな格好でピアノを弾き始めました。
曲名はショパンの幻想即興曲!
外見とのギャップに驚くほどのピアノの腕前で、とても気持ちよさそうに弾いていました。
彼は、イスラエル出身で旅行中の18歳の青年。
夢はピアニストなのでピアノを見ると弾きたくなるのだそうです。
ただ、イスラエルでは徴兵制があり帰国したら3年間の徴兵に就くのだそうです。
彼にとって自由はとても貴重なもので、旅行中に自由を味わえてよかったと言っていたのが印象的でした。
ピアノが弾きたくなる
番組を観ていると自分もピアノを弾きたくなってきます。
私は小学生の時、数年ピアノを習っていただけです。
自分でやりたいと思って始めたわけではなかったので、あまり上達はしませんでした。
ピアノも買ってもらったのですが、大人になってからもたまにしか弾かず、実家にあったピアノは10年くらい前に親せきの家にもらわれて行きました(^_^)/~
親せきの家にもらわれる前に撮っておいた写真です。
今は無い、アトラスというメーカーのピアノです。
まさか、この年になってまたピアノを弾きたくなるとは思ってもみませんでした。
まぁ、熱しやすく冷めやすいところもあるので( ´艸`)、今のところはこの番組を観て楽しみたいと思います。