湯種(ゆだね)パンという、ちょっと変わった作り方のパンを作ってみました。
湯種パンは小麦粉を熱湯でこねて糊化した生地を使ったパン
まず、湯種(ゆだね)パンとは
湯種(ゆだね)は、小麦粉を熱湯でこねて、小麦粉中の澱粉を糊化させたもので、「湯種パンの素」ともいう。それをもとにパンを作る製法が「湯種製パン法」で、作られたパンが「湯種パン」という。湯種パンの特徴はもっちりした食感で、独特のうまみがあり、老化が遅くて、美味しい状態が長い。
以前、お取り寄せしたパンも湯種製法で作られたパンでした。
前日に湯種用の生地を作っておきます
参考にさせていただいたレシピはcookpadのこちら
湯種用の生地を前日に用意しておきます。
強力粉と塩の中に熱湯を注いで混ぜます。
熱湯を入れている時、すいとんを作るみたい と思ってしまいました。
生地をまとめてラップにくるみ、冷めたら次の日まで冷蔵庫に入れておきます。
翌日にホームベーカリーで焼きます
翌日、他の材料と前日に作った湯種生地をちぎりながら入れます。
湯種生地は粘りのある生地でした。
牛乳のところは豆乳を入れてみました。
今回はもっちりコース、焼き色うすめ設定で焼きました。
私のホームベーカリーは、象印のBB-HC10という機種です。
ドライイーストは材料といっしょにケースに入れるタイプです。
途中の具入れの時点で生地はよくまとまっていました。
焼き上がりは、ずっしりと重みがありましたが、高さはありませんでした。
切ってみると、
しっとりとキメの細かいパンです。
最近、いろいろなものを混ぜたパンばかり焼いていたせいか、久しぶりに小麦の香りのするパンを焼いたような気がします。
しっとりもっちりとした食感でした。
次回作るときの課題
前日の湯種を作る工程で、このレシピは強力粉と塩を使いましたが、さらに砂糖を入れるレシピも見かけました。
また、塩も砂糖も入れずに強力粉のみに熱湯を入れるというレシピもありました。
どれがいいのかな?
あと、他のレシピを見て気付いたことは、まとめた湯種の生地は冷めてからラップする。
ホームベーカリーのケースに材料を入れる前に湯種の生地は室温に戻しておく。
この2つも次回は気をつけて作ってみたいと思います。
追記:その後、また湯種パンを作った記事です↓