『敏感すぎるあなたへ 緊張、不安、パニックは自分で断ち切れる/クラウス・ベルンハルト』という本を読みました。
私がこの本を読んでみたいと思ったのは、私が人より神経質かもしれない、緊張し過ぎるところがあると思ったからです。
この本を書いたのはドイツ人で、ドイツにある職業で日本で言う臨床心理士のような医療行為もできるというハイルプラクティカーという職業の方です。
実際に読んでみると、緊張やパニック、不安症などで悩んでいる人向けの本です。
とても興味深かったのは、脳は訓練することでプログラムし直すことができるということです。
例えば、車を運転することや歯を磨くことなどは、慣れてくると無意識に自動的に実行することができます。
自転車に乗ることも知らず知らずのうちにできてしまっていますよね。
それと同じように、不安やパニック、ネガティブな考え方も脳が作り出したパターンを勝手に無意識に実行していることなのだそうです。
自分で勝手に不安な状況を作り出してしまっているだけということなのです。
そして、脳はトレーニングをすることで新しい脳のプログラム(パターン)を作ることができるらしいのです。
だから、パニックになっていない状況を何度も作って脳にそのプログラムを作らせれば、パニックの状況に陥らないということです。
引き寄せの法則というのがありますよね。
私も本を読んだのですが、なかなか実行するのは難しいです。
この本のトレーニング(テンセンテンス法)は引き寄せの法則にも似ているような気がしました。
私もテンセンテンス法をやってみようと初めはワクワクしてやってみたのですが、
一人で毎日続けるということが難しく、思い出した時にだけやっています。
実際にカウンセリングを受けてトレーニングをしてみたいと思いました。