天然酵母のパンに憧れて十数年前に、りんご酵母を作ろうとして失敗したことがあります💦。
市販のものでは、ホシノ天然酵母パン種というのが有名なのですが、難しそうというイメージから使ったことがありません。
最近になって、白神こだま酵母というドライイーストと同じように使える天然酵母を知って、こちらを使ってホームベーカリーで何度かパンを焼いたことがあります。
香りのいいパンが焼けるのですが、ちょっとお値段が高いのでついドライイーストの方を買ってしまいます。
この前甘酒を入れたパンを作った時に、ネットで検索をしていて甘酒酵母というのを知りました。ちょうど甘酒を作ったので、失敗してもいいやと思って甘酒酵母パンに挑戦してみることにしました。
甘酒酵母パンに挑戦
天然酵母のパンは大まかに、酵母液作り→中種作り→パン作りという工程です。
作り方を調べていて、中種を作らなければパンを作れないのかな?と思っていたのですが、酵母液の状態でもパンを作ることができることがわかりました。
酵母液作り→パン作りということも可能なのです。
こちら記事ではまず、酵母液作りのことを書いています。
甘酒酵母液作り
まずは、酵母液を作ります。参考にさせていただいたサイトはこちら。
こちらのサイトの酒種酵母でパン作りを参考に酵母液を作りました。
重要な温度設定はヨーグルティアで
分量は、甘酒150gに湯冷まし150gの割合で作りました。
酵母作りでは温度管理が重要なので、細かく温度設定のできるヨーグルトメーカー(ヨーグルティア)が便利です。私はヨーグルティアの付属の容器を使って作りました。
温度が高いとカビが発生することがあるようなので、最初は27℃の設定にしていたのですが、3日経っても変化がない…。(寒いと時間がかかるようです。)
それで、30℃設定にして様子をみたら泡が立ってきてフルーティなアルコールの香りがしてきました。
容器に耳を当てるとシュワシュワと泡立っている音が聞こえました。
おー、酵母が生きている!
炭酸水のように泡が浮いていくのが見えました。
泡が落ち着いたら冷蔵庫で保存します。
次は酵母液を使ってパンを焼く
これで酵母液ができあがりました。(まだパンを作っていないので、この時点ではこれでいいのかという不安もありました。)
ここまで来るのに約1週間。
最初から30℃設定でやっていたらもう少し早くできたかもしれません。次は、この酵母液を使ってパンを焼きました。